臨済宗妙心寺派の教え

生活の信条
一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう
人間の尊さにめざめ 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう
生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう

信心のことば
わが身をこのまま空なりと観じて、静かに坐りましょう
衆生は本来仏なりと信じて、拝んでゆきましょう
社会を心の花園と念じて、和やかに生きましょう

ご挨拶

臨済宗とは達磨を初祖とし、臨済義玄禅師が宗祖です。
本尊は、釈迦牟尼仏を大恩教主と仰ぎ、
それにより釈迦如来、薬師如来、大日如来、観音菩薩等を安置しており
長楽寺では釈迦如来を本尊としてお祀りしています。
臨済宗の祖、臨済禅師は
「赤肉団上に一無位の真人あり、常に汝等諸人の面門より出入す。
未だ証拠せざらん者は看よ!看よ!」と説かれました。
老若男女、賢愚、凡聖、貧富、迷悟、善悪など外的条件に制約されない
一切の束縛から脱した自由無碍の裸の人間を自分の内に看て取り
自己の内なる真人と相見すれば、本当の自由が得られる。
そうすれば、いついかなる所においても自主性をもって
無上の喜びと共に生き生きとした自分の人生を創造していくことが
できる、と喝破されたのです。
真人を看て取るにはまず坐禅から始まります。
坐禅により自分を見直してください。
世の中の人の心が豊になることを願っています。

長楽寺住職 栗原宗言

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